生産工程1
調達
材料となる糸は、製造するニット生地の種類や用途にあわせて、日本国内だけでなく海外からも調達されます。
調達した糸は劣化しないよう、温度・湿度等管理された倉庫で保管します。
整経は、次の工程(編立)で使用するために、必要な糸の本数を揃え、糸の長さや張力などを調整して巻き直す工程です。整経工程で行う調整の正確さは、ニット生地の品質に大きく影響します。
整経工程で巻き直した糸を、編機にセットして、ニット生地を編む工程です。編まれたニット生地は、各種インナー製品、ヨガウェア・スポーツウェアなどの衣料品、クッション材などの資材に加工されます。現在では、編機のほとんどはコンピュータ制御されていますが、熟練した編立担当者の目によるチェックは不可欠です。
生産工程4
検査
編みあがったニット生地の品質検査を行います。生地の風合いや色調を確認し、汚れやしわ・編目のずれ・サイズの誤差などを、細かくチェックします。
生産工程5
出荷
品質検査に合格したものを梱包し、お客様先に出荷します。